本の評価8 すべてのJ・POPはパクリである。 

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    かたやまです。

    本読んだので感想書きます。すべてのJ・POPはパクリである。です。
    マキタスポーツ著。JPOP論みたいなやつです、

    邦楽は基本、過去の作品の盗作。パクリは著作権の関係で悪いことされているが、
    良い作品を作るためには過去のヒット曲の法則を利用して作曲、作詞するのが
    どう考えても効率的、どんどんパクリましょう。という内容。

    内容は面白いですね。曲のコード進行、カノン進行、王道信仰、小室進行、とか
    ヒット曲の法則の紹介、長淵とかの歌詞の規則性とか邦楽論としてみると
    結構面白いです。

    思ったのが。冷めてますね。パクリが当たり前に横行すると、コピペみたいな曲がでてきて
    過去の曲をそのまま貼ったような、大学生が期限前にあわてて書いたようなレポートみたいな曲が
    出て来てるような気がします。モー娘。の系列のグループの曲でピアノのソナチネの一番
    有名な曲そのままスローテンポで歌詞着けたのが出てきたりしたのはびっくりした。

    どんどんパクリましょうの果てにあるのはおしまいなのかもと少し思ったりしました。

    すべてのJ・POPはパクリである。 現代ポップス論考 マキタスポーツ
    ★★★★★★★ (7/10)


    本の感想7 振り込め犯罪結社

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      本の感想…あくまでもこれは個人的な読書日記です、というより自己満足です。

      というわけで、今回の本は振り込め犯罪結社
      作者の鈴木大介は棋士ではない…都会のそういう不良的な若者を調査するライターです。

      振り込め犯罪,その構成グループや育成塾に取材をかけたレポートが記されています。
      振り込め詐欺のグループって会社化されていてオフィスみたいなところで
      サラリーマンみたいに普通で働いて、そこらへんの兄ちゃんとまるでかわりないじゃないか
      とか…面白いです。

      ・3か月ごとに社員を採用して末端は解雇…ばれないようにその都度
      オフィスを借りて業務のヤマが終わる度にその場所をトンズラする。だから検挙されない。
      出し子の存在(ATMから振り込んだお金を引き出して店に届ける役)もその為

      ・今日の設定は息子が電車の中で痴漢で捕まって駅の控室で取り調べ…
      なのでオフィス中に駅のホームの音を大量に流して一斉にかける。
      最初は駅員役が「あなたの息子さんが」っていう感じで上手くいったら
      息子役が出て次に鉄道警察役がここに振り込めみたいな感じで
      3人一組の連携プレイみたいな感じで仕掛けてくる

      ・振り込め詐欺要員は仕事に取り掛かる前にちょっとした振り込め詐欺養成塾みたいなのに
      通わされるが、ヤクザの体育会系みたいなのが出てきて本当に体育会系の
      部活みたいなシゴキの指導をしている。一日中ガムテープで携帯電話を手に
      グルグル巻きにされて電話をかけされている


      ・本当に会社組織のように運営され、リスク排除のために役割を分担し繋がりを最大限断ち、
      内部者に逆恨みされないように末端の使い捨て要員にもそこそこの報酬を配分する。
      少しでも捜査の気配を感じたら事務所を閉鎖する。
      テレビのニュース、新聞、警察のメールマガジンもチェックし、今注目されている手口はやらない。
      同業者の動向もチェックし、うまくいっているものがあれば取り入れ、ダメな部分はカイゼンする。徹底的に計算し尽くされています

      ・この話に出てくる若い店長は大金を手にするが、ただ大金を手に入れることに虚無感を覚え、やがて弁当屋で
      店長を目指すことになる

      というようなエピソードがあります。振り込め詐欺が無くならないのも分かります。
      体育会系でどこか病んだ若者が「俺たちは何も貧乏人から取ってるわけじゃない。金持ちから
      500万取ってるんだからこれって悪いことじゃないんだ」て真面目に養成塾で力説することからも
      病んだ社会をよくあらわした本

      振り込め犯罪結社 200億円詐欺市場に生きる人々 鈴木大介
      ★★★★★★★☆ (7.5/10)


      本の評価6 1984年

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        かたやまです。本の感想です。
        紹介するのは、よく名作と言われる戦後すぐぐらいに出版された外国の小説…1984です。

        ジョージ・オーウェル著のSF小説です。全体主義国家(北朝鮮みたいなもの)
        によって分割統治された近未来世界の恐怖とそこで生きる青年ウィンストンは…
        というような難しそうな話です。話も重苦しい内容です。

        が、かなりサクサク読めます。それはなぜなら、現代の日本にも当てはまるような
        有様が凄い描かれているからだと思います。それを表すような風刺がいっぱいで
        とても面白いのです。

        話に出てくる有名な名言は

        「戦争は平和である」「自由は屈従である」「無知は力である」などです。
        つまり、まずい現実を表す時は言葉の言い換えが行われるわけです。

        「二重語法(ダブルスピーク)」…受け手の印象を変えるために言葉を言いかえる修辞技法。
        一つの言葉で矛盾した二つの意味を同時に言い表す表現方法であり、
        しばしばコミュニケーションや相互理解の断絶に陥る結果につながる。
        際の政府や企業なども、不愉快な事実を伝えるためにしばしば婉曲的な言い回し・
        事実とは逆の用語の使用・あいまいな言葉の使用などを行っており、これらは
        事実を隠し国民の認識を操作するためのダブルスピークであるともみなすことができる。
        また、マスコミが人を傷つけないように使い出し、官僚組織も後から使い始めるような政治的に
        正しい言い換え語も、語彙使用者の認識を操作するダブルスピークの一例といえる。

        戦争という残虐な言葉を平和というやわらかい言葉で包み込む気色の悪さ…これが
        この小説全体に広がっているように思います。

        二分間憎悪…専制国家の政党員たちは毎日仕事を中断してホールに集まり、大きなテレスクリーン(反逆国民を監視するテレビ画面)の前で
        、党と人民の敵が登場する映像を見せられ、画面上の敵の姿や敵の思想に対してありったけの憎悪を見せなければならない。

        という言葉があり、ここに出てくる妙な気色の悪さの凄さとその精密さに驚かされます。
        世界観的には今の北朝鮮を思わせつつも、日本の政治についてもかぶるところもかなりあると思います。
        小説としても面白いし、風刺の部分は最高でしょう。

        是非お勧めします。満点です!!

        1984年 ジョージ・オーウェル
        ★★★★★★★★★★ (10/10)


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